読書感想文

読書感想文を書くための私的ブログとなってます。@kansobun_bookでインスタしてます。

vol.50 くまモン

まんが 森真里 小学館

九州新幹線鹿児島ルートの開業に合わせて、熊本を盛り上げるために誕生したクマモンが今まで行った活動を振り返る。

・蒲島知事が提唱した「皿を割れ」精神

(失敗を恐れずに挑んでいく姿勢のこと)

・被災地慰問の判断でも先述の姿勢が重視された。

 

そしてこの笑顔である。

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vol.49 ブランド人になれ!

田端信太郎幻冬社出版

・とにかく量をこなすこと。

・努力した先にあるものを考える。汗水垂らして仕事が無条件でいいとは限らない。

・上司と一緒にご飯を食べない。部下からいじられる先輩であること。

・金のために働かないこと

SNSは最大限活用し、使い倒すべき。

・売り上げや優秀さといったものより、面白さ、正直さを磨くこと。

・社外にこそ顔が広い人物を目指せ!

・子育てなどで理不尽を学べ。

・会社では、社員はノーリスクのためどんどん挑戦。そして、場数をこなし、名を刻むこと。

・好調な企業ではなく、潰れそうなもの、今から流行るものに飛び込め!

 

vol.48 FACT FULNESS

ハンス・ロスリング著  日経BP

・まず人間には10の本能がある。これらの本能は正常な判断を妨げてしまうことがある。

①分断本能②ネガティブ本能③直線本能④恐怖本能⑤過大視本能⑥パターン本能⑦宿命本能⑧単純化本能⑨犯人捜し本能⑩焦り本能

 

①分断本能

人は上か下かの2項で比べてしまいがちだが、現実としてはその中間が最も多い。

例)貧困のレベルは中間が多い。

 

②ネガティブ本能

ネガティブなニュースや記事は目に付きやすい。悪いと良いは共存する。

例)平均寿命や所得の変化は好状況。

 

③直線本能

グラフはまっすぐ伸びると勘違いする人が多いが、必ずどこかで曲がるもの。

例)人口はすでに頭打ちの段階にあり、人口爆発は抑制方向に。→女性一人当たりの出産数の減少

 

④恐怖本能

人間は恐ろしいものに自然と目が行ってしまう。

例)戦争や紛争による犠牲者数はかなり少ない状況。だけど多く感じる。

 

⑤過大視本能

ただ一つの数字が出され、多く感じる。

例)昨年は420万人の赤ちゃんが亡くなったが、これまでと比べると圧倒的に少ない。

 

⑥パターン化本能

同じようなパターンがあったら、そこだけを根拠に決めつけてしまうこと。

例)ユニセフ向けに安価なワクチンを製造していた会社は金利を使うことで原価以下の値段で提供できた。裏はない。

 

⑦宿命本能

いろんなものはゆっくり確実に変化するもので、宿命なんてものはない。

例)すでに女性は平均で9年間教育を受けられるのに、女性は教育を受けられないものと決めつけてしまうこと。

 

⑧単純化本能

一つの視点だけでは世界を完全に理解できないこと。

例)民主主義は完全ではない。

 

⑨犯人捜し本能

誰かを犯人として特定してその改善を目指すやり方は間違ってる。

例)二酸化炭素を排出しているのはレベル4の暮らしをしている人であり、レベル1の人がそのままの暮らしをしろというのは間違いである。

 

⑩焦り本能

今すぐに決めなければならないという思い込みは誤った判断をしてしまう。

例)道路を封鎖した著者のミス

 

このように知識をアップデートするとともに、事実に基づいた冷静な見方をすることが大事である。

vol.47 0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書

・日本ではSTEAM教育が積極的に行われる必要があるが、それでは言語、物理、数学、アートなどの要素が不足する。

・現行の教育では受験のための勉強という面が強い。実生活にも役立てる方策を探るべき。

・アートを鑑賞するときは、何が見えるかを考える。前提知識の確認であってはいけない。

・ロジカルに物事を話すことを目指す。子供の質問にはなぜを返すことで話を展開する。

・とにかく、答えをすぐに与えず、考えさせ、親が口を出しすぎないこと。

・誰かの基準を正しいと信じて、そこに擦り寄るのではなく、自分が何を正しいと考えて行動していくこと、考えることが重要。

・また、自分が好きなこと、出来ることも考え続ける。

・リスクを取って行動する時代に。金がある人よりも借金できるような人になるべき。労働者ではなく投資家に回ること。

・プログラミング、リベラルアーツなど、それを学ぶこと自体を目的としないこと。それを学んでどうしたいか見極める。

・また、論理的に全てを処理するのではなく、佇まいなど目に見えない所にも注視すること。

・大学選びは偏差値ではなく、研究資金など財務で決める。

vol.46 5歳からの哲学

ベリーズ・ゴート、モラグ・ゴート著

晶文社

 

哲学と学習で身につくスキルは

・批判的な論理的思考力・創造的思考力・集中力・聴く力・コミュニケーション能力・社交性など

 

哲学には二つの面

・哲学的なテーマを成す質問(いいか、悪いか)

・質問に答えるための方法論(その理由付け)

 

テーマ

政治哲学、環境哲学、社会哲学、倫理、美学、心の哲学、認識論、形而上学

vol.45 いま君に伝えたいお金の話

村上世彰著 幻冬社

・お金の基本的な機能を忘れないでいてほしい。交換価値、価値尺度、貯蓄機能

・お金って便利なもの。

・お金をため込む人が多いけど、お金は「稼いで貯めて、回して増やす」

・お金は借りやすくなったけど、その借りた先の危険性を認識しておくべき。

・投資する時は「期待値」の考え方を身につけておく。また、損切りの大切さを知ること。

・これからの時代は「好きな仕事をして稼ぐ時代」自分ができることを探し、ミッションを定めること。

・また起業することを強く勧める。

・もし、将来大きな金を持つようになったら寄付をすること。

・お金が持つ力を素直に認めること。自分の好きなことをさせてくれたり、夢を叶える助けになってくれる。

・ともかく夢中になれることを探してみる。

・学校の勉強はするべき。

 

vol.44 お金に困らない人、困る人

松尾昭仁著 集英社出版

お金に困らない人になるには

・大学以降の友達を増やす。

ブルーオーシャンに飛び込む。

・食事ではディナーではなくランチを選択。

・周りの環境を変える、努力の先に変化はないと知る。(人物なり住む場所なり)

・残業しないでさっさと帰る。

・タクシーで時間を買う。

・時間厳守。

・健康のために時間とお金を買う。

・一次会で金を置いて帰る。

・謙遜しすぎない、褒められた時は「ありがとう」と口にする。また、図々しくも礼儀正しく。

・交流は主催者やメインになる人が中心。懇親会も食事ではなく交流がメイン。

・群ず、自分の意見を主張する。

・やれる理由を探し、あるものにフォーカスする。

・容姿に気をつけなさい。