vol.57 一切なりゆき
文藝春秋 編集 出版
こういう本やこの方に対して
感想を書くのも無粋な気がしますが…
・始末の考えを大事にするべき。物に対してもだし、自分の人生も「使い切った!」と思いながら死にたい。人を満足させるものは、やりきったという感覚にあると思う。
・間際も、周りから上出来と言える死に方をしたい。
・人生も面白がるという観点を持つといい。
例(死に際に際した子供のエピソード)
・女性観について。女性の粘り強さが世の中、家庭を成立させていると思う。始まるという字は、女が台となる。つまり、女性がベースを築くということにあると思う。
・役者をしていても、自分を隠さない。憑依型や成り切る人もいるが、自分を重ねるというイメージ。
・役者は何気ない日常の動作の芝居が難しい。いわゆる、ふつうになるためにも、普段から普通の生活、普通の人と会うというのを心がける。
・大きな悲しみに情けをかけるのはおこがましい。私たちはその気持ちに寄り添うことしかできない。
・結婚は修行。
・病気は、決して悪いことではないかもしれない。病気を通して、自分の生を実感できるし、人生は有限であると感じれる。
・女の色気は、慎ましくて色っぽいが理想。
・変化を楽しむこと。老いてできなくなること、身体の変化を面白がる。アンチエイジングとか疑問に思う。
・俯瞰で見られるようになろう!思い違いがなくなる。