読書感想文

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vol.108 コンサルタントが毎日やっている会計センスの磨き方

日本経済新聞社 長谷川正人 著

 

習慣1:数字で共通認識を持つ

就活生であってもコンサルタントであっても企業の良し悪しを判断する基準を一つ挙げるならば、それは「数字」である。企業の数字を見てみよう。

 

習慣2:3つのレベルと5つポイント

企業の数字を見るときは業界、競合他社、国レベルのマクロ分析の3つのレベルと、時系列で見る、数字の桁に気を付ける、最新のデータを使う、フローかストックか注意する、金額と数量の両方を見る。

 

習慣3:身近な企業から数字の感覚を掴む。

その中で、薄利多売、高収益を説明できるようにする。

 

習慣4:大きな数字は分解する。

消費者相手のビジネスなら、客単価×数量で売上が説明できる。

 

習慣5:投資家やアナリストの視点から観察する。

株券の所有比率の変化から力関係を学ぶ。自己資本比率は高まり、機関投資家、外国人投資家が増えてきている。

 

習慣6:個人の会計と企業の会計を理解しよう。

貯蓄は、企業に取っては推奨されない。利益は、新たな利益の創出のため再投資されるか配当金を増やすかで貯めることは良くない。

 

習慣7:イメージで判断しない。

時価総額ベースで見た時に、百貨店の大きさはそこまででなく、spotifyなどの新興企業の方が時価総額を上回るケースがある。

 

習慣8:会計センスの磨き方

四季報を持つ、ガッチリマンデーを見る、企業のセグメント情報をチェックする。