読書感想文

読書感想文を書くための私的ブログとなってます。

vol.57 一切なりゆき

文藝春秋 編集 出版

 

こういう本やこの方に対して

感想を書くのも無粋な気がしますが…

 

・始末の考えを大事にするべき。物に対してもだし、自分の人生も「使い切った!」と思いながら死にたい。人を満足させるものは、やりきったという感覚にあると思う。

・間際も、周りから上出来と言える死に方をしたい。

・人生も面白がるという観点を持つといい。

例(死に際に際した子供のエピソード)

・女性観について。女性の粘り強さが世の中、家庭を成立させていると思う。始まるという字は、女が台となる。つまり、女性がベースを築くということにあると思う。

・役者をしていても、自分を隠さない。憑依型や成り切る人もいるが、自分を重ねるというイメージ。

・役者は何気ない日常の動作の芝居が難しい。いわゆる、ふつうになるためにも、普段から普通の生活、普通の人と会うというのを心がける。

・大きな悲しみに情けをかけるのはおこがましい。私たちはその気持ちに寄り添うことしかできない。

・結婚は修行。

・病気は、決して悪いことではないかもしれない。病気を通して、自分の生を実感できるし、人生は有限であると感じれる。

・女の色気は、慎ましくて色っぽいが理想。

・変化を楽しむこと。老いてできなくなること、身体の変化を面白がる。アンチエイジングとか疑問に思う。

・俯瞰で見られるようになろう!思い違いがなくなる。

vol.56 日本人の勝算

デービット・アトキンソン著 

東洋経済新報社

 

第1章

・日本が人口減小によってかなりのデフレ圧力がかかっている。

量的緩和は、人口が増える段階においては効果的な政策だが、人口が減るので総合の消費量は減少する。

・人口減小の時代にはまず、不動産の価格から落ちていくことが予想される。ともかく、空き家率が上昇するからである。

 

第2章

・経済は規模より中身を見るべき。総額のGDPでは世界第2位だが、一人当たりに換算するとさほど高くはない。

社会保障を回すためにも、経済を縮小することはできない。人口が減る時代では生産性を上げるしかない。

・そのため、高付加価値、高所得経済を目指していくべき。経営者を自由にすると、これとは逆行してしまう可能性があるため、注意。

 

第3章

・過剰になった供給は輸出をすることで補っていくべき。

・鶏卵問題にもあるが、高い生産性を持っていることで輸出できるようになる例が多い。逆はない。

・また、良い輸入は生産性の向上に寄与する場合がある。

 

第4章

・日本には中小企業が多く、それを守ろうとしている動きがある。しかし、一人当たりのGDPに換算した時、大企業の方が高いというのが世界的な傾向である。

・ただ、中小企業が持っている技術や、社会への貢献性は無視できない。そのため、廃業ではなく、統合をしていくべきだ。

・というか、企業の統合や廃業は、人口減少の世の中でおいて、求人力の低下や賃金の低下などによって廃業がやむを得なくなる。

 

第5章 第6章

・これから、日本の政府が取るべき政策は「最低賃金の上昇」である。

・賃金の上昇は以下の効果がある。

①賃金の上昇による消費の活発

②経営者に対して生産性を上げなければならない強制要因になる。

最低賃金を全国統一にすることで、東京への流出が防げる。

④他、女性活躍なども。

・賃上げの上昇は3%くらいで。一応、計算できるし、実現できる数字。

 

第7章

・日本では、賃上げだけではまだ足りない。教育制度も大きく変えるべきだ。

・優れた人材、優れた設備は持っているが、その二つの掛け合わせた力がない。大人になってからの研修や教育制度が整っていない。

・生涯教育をもっと頑張らなければならない。

vol.55 ビジネスを揺るがす100のリスク

日経BP総研共著 日経BP

選ばれたリスクは以下内容

・ルール急変

開発独裁優位性

・認証品争奪

・社員大流出

・新車販売不振

・中間層消滅

・火葬渋滞

・存在感ゼロ

・学習データ汚染

・リスクマネジメント形骸化

 

これらの内容に基づき、付帯するものを展開してしている。

vol.54 class act

安積陽子著 PHP研究所

 

・周りからのイメージと自分がなりたい姿があるべき姿となる。

・自分が着たいものを着たいのではなく、相手のことを考えた装いをする。ネクタイやスーツなど。

・また、自分の装い、持ち物に対してストーリーを語れるようにする。一貫性まで持たせられるとgood!

・スーツは熟練の店員さんに選んでもらう。

・ワックスはホールド力、ハリに優れたファイバーが多く含まれているものを。

・アイコンタクトを会話の半分の時間すること。相手の顔の特徴を3つ出すことを意識してみる。

・アイコンタクトは3種類ある。その場に合ったものを使う。

・握手は上位者からするもの。手を差し込む瞬間でけ力を入れる。

・挨拶は名前、専門、会社とする。日本人は会社から入りがち。

・パーティーは動き回ること。ドリンクは利き手と逆に持つ。妻同伴のパーティーは褒めまくること。

・レディファーストを徹底する。登りエスカレーターでは女性の後ろ、下りエスカレーターでは女性の前。扉を開きておく、上着の脱ぎ着のサポート。案内有りの場合は女性先。いないときは、自分が前。

 

あと、戦略として以下内容。

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私のclass act戦略

 

vol.53 幸せになる勇気

岸見一郎・古賀史健著 ダイヤモンド社

第1章

・教育、ひいてはアドラー心理学の一つの目標は「自立すること」である

・自立のために欠かせないポイントは尊敬である。これは「ありのままの相手を見る」という意味。その具体的な一歩は他者の関心事に心を寄せること。

・カウンセリングで使われる三角柱「悪いあの人」「かわいそうな私」「これからどうするか」

・独裁者であっても「愛」「尊敬」を集められるとは限らない。

 

第2章

・教室は民主主義国家であるべき。先生による強権的な姿勢は良くない。

・問題行動の目的は5つある①称賛の要求②注目換気③権力争い④復讐⑤無能の証明

これらはいずれも共同体の中にいる「所属感」「集団の中で注目を浴びる特別感」を得たくて行なっている。

・暴力は相手を安易かつ低コストで従わせようとする安直なコミュニケーションである。本来、コミュニケーションは時間をかけてゆっくり行うものであり、それを放棄する行為は人間として未熟な行為である。

・だから、叱ったり、怒ったりする人は本能的に未熟な人と判断され尊敬を得られない。

・教育において大事なことは決定権があることを知らせ、教育者はその援助をすることである。

 

第3章

・人間はその存在自体が弱く不完全な存在である。そのため、様々な人と協力して生きていくやり方を選ばなければならない。共同体感覚は身に着けるものではなく、自身のなかにあるものを掘り起こすこと。

・褒賞は「もっと誉められたい」というイメージが起こり、競争を生んでしまう。この場合、「身の回りにいる人は自分の敵だ」というライフスタイルになってしまうため、幸せになれない。

・承認に終わりなく、際限ないものになってしまう。承認は自分の幸せを他人軸に投げてしまうことになる。

・私の価値を私が認めることが自立である。

・また、他者を救済することで自分を救済するという「メサイア・コンプレックス」というものがある。救世主になりたがるのもこの理由。

 

第4章

・信用とは条件付きで相手を信じること。信頼とは無条件で相手を信じること。「相手を信じる自分を信じる」という意味で、自己信頼あっての他者信頼。

・人生のタスクのうち、仕事のタスクは利害が重要視されることから信用するかしないかになるが、交友のタスクは信頼がベースになる。

・仕事のタスクは信じるという選択肢しか残されていない。人間は、厳しい自然環境から生き残るために群れをなしたが、その群れを強固にするために「分業」の概念が誕生した。分業においては利己心を希求した先に他者貢献が得られる。

・そのため、職業に貴賎は存在しない。その仕事は共同体の中の誰かがしなければならない仕事であり、人間の価値を規定するなら「どの仕事をしているか?」というより、「どんな態度で仕事をしているか?」が大事になってくる。

・一番危険なのは中途半端な正義を抱え、他の価値観を排除した挙句、「正義の介入」をしてしまうことである。

・人付き合いにおいて傷つくことを恐れるのはよくわかる。人間は絶対に分かり合えない存在であるからこそ、他者に信頼を置かなければ交友の関係を満たすことはできない。人生の喜びも人間関係でしか得られないため、交友のタスクは避けるべきでない。

・また、他者を愛するには自分を愛している(受け入れている)のが最低条件である。自分を愛していなければ、関心は他者に向かず、自分にしか向かない。

 

第5章

・今までは「自分の貢献感、自分の幸せ」が大事だったが、愛のタスクは「私とあなたの幸せ」になる。人生での主語が切り替わる。ここから、共同体感覚に近ずけられる。

アドラーの言う自立とは「自己中心性からの脱却」である。愛のタスクはこの脱却のためにある。この世に生まれた当初はその弱さ故に、弱さを打ち出すことで自己中心性を確立していく。いつまでたっても、トラウマ、家族関係などを持ち出して自分に注目してほしいというライフスタイルを選ぶ人がいるが、これはダメ。

・人間は自身の生存戦略として「どうすれば愛されるか」を思考する。これは一人では生きていけない人間にとって立てがちな戦略だが、自己中心的と言わざるを得ない。他者を愛することで大人になっていく。

・ちなみに、第一子は保守的、第二子は革命、一人っ子はマザコンになりやすい。

・ともかく、自分が愛すること。あの人は好きかもしれないという担保を得られてから築こうとするのは自分の劣等コンプレックス的発想。そこから先は課題の分離。

アドラーは運命を否定している。運命の人がいる!の思考は可能性の中を生きることであり、甘え。出会いがないと思っている人に多い。愛することは決意、決断。

・側にいる人と手をてり、精一杯のダンスをすることから始める。運命もこの何もない状態から始める。

・運命くらい、自分で作り出せ。(星の王子様形式)

vol.52 「睡眠第一!」ですべてがうまくいく

成田奈緒子著 双葉社

 

 ・まず、日本は先進国の中でも特に睡眠不足の状況になっている。睡眠不足は自分の体の異変に気づく自己モニター力、成長ホルモンの更新が行われないことによる老化、自律神経系の乱れを引き起こす。

・睡眠時間の不足は、セロトニンの活動を鈍らせる。このことにより、自己肯定感が減少する。日本が自殺者が多いのはここに理由がありそう。

・寝ることによって生産性が向上する。また、記憶の定着にも役立つ。

・睡眠時間は7時間は欲しいところ。生活の中で寝ることを最優先で割り振り、仕事や家事を段取りをつけて一気に片付ける。

・帰宅時間が遅い時もあるかもしれないが、帰ったらすぐに寝ることを意識すること。昼寝は応急処置に留め、休日の寝だめは行わない。

・子供も8時には寝かせるを目標にする。1週間頑張れば睡眠リズムは変えられる。自身が忙しい場合はシッターさんを雇うなど工夫する。

・家族の中でも特に寝てほしいのは母親。母親が自己肯定感が低くなったり、子供を叱責するのは良くないし、子供の心情にも悪影響がある。

・特に、趣味や仕事で忙しい母親が理想。

・料理は母親が独占せず、父、子にも振ること。料理は脳を育てるのに良いツール。

・睡眠の質を落とさないために「朝起きる」「肉体疲労、脳疲労を取ること」「昼寝、寝だめをしない」この3つが大事。また、リラックスするため、他愛もない会話をすることが大事。

・まず最初は朝早く起きることから始めてみる。朝起きるにはそれだけ難しく、慣れが必要。オススメは朝起きて電子機器を見ること。

vol.51 嫌われる勇気

岸見一郎・古賀史健 ダイヤモンド社

 

アドラー心理学の解説に展開していく。

第1章

・答えは他者との対話の中で自分の気づきによって得られる。他人がくれた回答はあてにならない。

アドラー心理学の特徴は「結果論」である。原因論(〜だから、〜)というものは存在しない。そのため、過去のトラウマを明確に否定している。

・生きる焦点は「今ここに」である。そのため、過去や未来に焦点を当てない。

・ライフスタイルは自分で選べるものであり、変わらないのは変わらないという決断をしているということになる。

 

第2章

・全ての悩みは人間関係に起因している。

・そこから生じる「劣等コンプレックス」「優越コンプレックス」を持ってしまう。

周りに対して、こうしたコンプレックスを持つと、世界を敵と見てしまう。

アドラー心理学の目標は

行動面

・自立すること・社会と調和して生きる

心理面

・わたしには能力があるという意識を持つ・人々はわたしの仲間であるという意識を持つ

・対人関係として向き合わなければならないもの(タスク)は3つある。

①仕事のタスク(仕事における対人関係)②交友のタスク(友達関係)

③愛のタスク(恋愛・家族関係)

このタスクは逃げずに向き合っていなければならない。様々な口実をつけてこれらのタスクを避けることを「人生の嘘」という。

 

第3章

アドラー心理学では承認要求を求めることを否定している。賞罰(褒める、しかる)というのは他者の評価軸で下されたものであるため、他者の評価軸で生きるということになりかねない。評価は操作の側面を持つ。

・また、他者と自分とを区別するために「他者の課題を切り捨て、介入しない」ことが大事である。課題の区別は解決の帰属先を考える。

・この考えが持てれば対人関係のカードは自分が持つことになり、優位に立ち回れる。

 

第4章

・個人心理学の側面であるアドラー心理学のゴールは「共同体感覚」である。

これは「わたしがここにいてもいい」という感覚である。

・この存在の肯定を促すには存在レベルでの感謝・勇気付けを与えることが重要。これにより全体への貢献感が持てる。

・人間関係は「同じではないけど対等」「横の関係性」で見る。縦軸で見ると優劣が発生するために褒める・しかるといったことが出てくる。

・この姿勢をまず自分から始める。

 

第5章

・共同体感覚を持つには「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」の3つを持つこと。

・自己受容は自分を肯定するのではなく、できる・できないを見極めてその自分を受け入れる肯定的諦めである。

・他者信頼をする時は無条件で行うこと。

・他者貢献も承認要求を通して得たものは自由がないため使いずらい。

アドラー心理学の生き方の勧めは「ダンスするように生きる」である。これは、その時にある刹那を焦点に生きることである。未来や過去に焦点を当てると、その時点を起点にして「仮の人生」となってしまう。

・人生は点の連続で線ではない。点の行く先はわからないため人生設計とか不可能。

・他者に貢献するという導きの星に従い、生きていくことがオススメ。そこから自身の人生に意味を与えるべき。

・また何か特別な存在になろうという生き方は他者へのマウンティングになるため、普通であることを受け入れる勇気を持つべき。