読書感想文

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vol.33 才能の正体

坪田信貴 著 幻冬社出版

・一般論として「あの人は才能がある」「地頭が良い」というのは結果から見た反応に過ぎない。誰にでも才能ある。その才能を尖らすものにしていくためには、継続する事が重要である。

・凡人はWhyで物事を考えるが成功を収める人はHowで考える。

・動機付けは「認知」「情動」「要求」の3ステップを踏む。まず正確に認知する事が才能を見つける第一歩である。

・ビジネスで成功する人は想像力や観察力や洞察力に優れている。

・他責にしない。遅すぎるなんてことはない。

・成功したいなら、一流の人を完コピする。できれば、熱意や配慮を生かしてその人に会ってみる。ただ、完全にコピーはできないので、そこからの差異がオリジナリティーになる。

・スランプに陥った時は基礎の基礎に帰る。

・指導は本来、悪影響を与えるものである。理想の変え方は、その人自身が自ら気付くことである。絶対に指導しているから感謝しろ的な態度を取らないこと。

・フィードバックで効果的なのも、「ここが良い」「ここが悪い」というのではなく、事実だけを述べるというのをやってみる。自分一人では、行動に対する実況をすると良い。

ゲーム理論囚人のジレンマ」より、信頼性や関係構築は組織力を高める一つの要因である。フィードバックも信頼関係がないと「攻撃されている」と受け止められてしまう。

・組織をする上で最優先事項は「目標」目標達成のために美学は不要。

・人を動かすのは「ビジョン」と「大義」人とずれて信頼関係が崩れるのも「ビジョン」と「大義」徹底的に詰めて、共有すること。

・一度でもやると些細な変化に気づく。経験こそ価値あり。

・出会った人に優しくすること。運を運んでくれるのはいつも人。