読書感想文

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vol.13 10年後、後悔しないための自分の道の選び方

ボブ・トビン著 ディスカバー社出版

・一番良くない選択肢は「何も決断しない」とういうものだ。優柔不断は良い結果は生まない。また、何事もイエスと答えれば良いわけでない。ノーの選択も時には必要である。

・自信をつけること。「お聞き苦しい…」「拙い…」とか言い過ぎだし謙遜しすぎ。自信を持つことで、不当な扱いに甘んじることなく正常な思考で判断できる。自信を持つためには、励ましてくれる人と接する。自信がある振る舞いをすること。

・不安を抱えた時は、細分化してそれぞれ検討してみると良い。勇気はキャリアプランのなかで様々なことに関わっており、それを持つことは大事である。決断したら後ろを振り返らないこと。

・とにかく学び続けること。学びは倦怠感や充足感を抜け出す方法であり、そこから新しい世界が見えてくるものだ。何かを学ぶ時はコーチをつけることで早く、効果的に学習できる。ただし、学ぶ目的や意義をしっかり検討すること。ただなんとくでMBAをとっても意味はない。

・会社とは付加価値を発揮するところである。キャリアを歩む上で大事なのは①付加価値の発揮しどころを見極めて、それを発揮することを最優先する②争わず、押し付けず、押しどころを心得て、常に注意を払う③健康を保つ④目立ちすぎない⑤影響力のある人と仲良くするなどが挙げられる。

・とにかく幸せでいること。そのため①一人の時間を持つこと②最高の人と付き合う③気にしすぎない④人に親切にする⑤呆れるほどポジティブになる⑥人の行動に判断を下さずに相手の話を聞く⑦好きな仕事をする。⑧自分の問題を他人に背負わせない⑨喜びや幸せを最優先にする。⑩笑うこと

・居心地の良い場所に安住しないこと。見知らぬ土地に行くことでわかることもある。筆者は特に海外に行くことを推奨している。

・最終的には自分自身であるということ。責任を背負い、自分の選択を重ねて行くことでキャリアは積み重なる。