読書感想文

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vol.16 「脳を本気」にさせる究極の勉強法

瀧 靖之 著 文響社 出版

・脳の成長の鍵は知的好奇心にある。これがあれば、脳は勉強したいと思うものであり、勉強して脳を働かせることによって脳の活性化、ひいては、認知症予防になる。

・脳は老化すると言われるが、正しくは細胞の更新量が少なくなるということ。つまり、脳は進化していると言える。自分の年齢に合った脳の向き合い方をする。

・脳の成長には学歴、お金などは関係しない。ただ、習慣、本人の意欲の影響は受ける。学歴が高い=脳が若いというのは、習慣という点で当てはまる。

男性脳、女性脳はあくまでも傾向。変えれる

・睡眠前は記憶学習に最適

・脳が勉強したがらない理由は、勉強を始めるまでに高いハードルがあるから、そのため、勉強道具をしまっておく、場所に拘りを持つのは良くない。そのハードルが高いと感じて、勉強が億劫になっていく。(脳の恒常性)

・やはり、嫌だなと思うものは勉強したがらないもの。好きな勉強が良い。どうしてもしなければならないのなら、その勉強をするとどんないいことがあるか想像してみるとよい。勉強には目的が必要。ただ、慣れてないと向いてないを履き違えないこと。

・朝、昼、夜ではどの時間でも脳の機能力は変わらない。ただ、脳が疲れていないという点で朝は有利。決断に向いてる。

・全体→個別という流れを意識する。いきなり、個別に入っても分からない。

・そのため、予習が大事。脳は知っている、分かっているということによく反応する。ただ、復習もすること。

・子供の頃は、機械的記憶といい、そっくりそのまま覚えることは得意。大人になると、連合記憶といい、様々なことと結びつけて記憶する。記憶効率は後者の方がいい。大人になってから丸覚えはだめ。

・腹八分の食事、充分な睡眠時間、軽い運動、タバコ、酒を控えるのはいうまでもなし。

・大人の方が夢や目標を達成しやすい。物事の習得に真似が効果的であり、大人は人脈の広さからスキルを持つ人と出会いやすい。また、情報量が多くなっていくとともに、必要な情報を見極め、選び取る力も大人の方が強い。

・結びつけ思考でいこう!

・脳が覚えた不安は知ることで解決される。