vol.20 人生で大切なことはすべて「書店」で買える
千田 琢也著 日本実業出版社
・本は隅から隅まで工夫が凝されている。例えば、カバーはデザイナーがいかにしたら売れるかということに対して知恵を総動員して作ったものである。前書きは、編集者と著者が買ってもらえるよう内容の上澄みが詰め込んである。著者のプロフィールなどから、人間観察力を鍛えられる。本を一つの企画書として捉えると面白い。
・辛い時期、名もなく貧しい時期に本を読むと平時の時に比べてより一層効果がでる。
・本を整理する時の目安は、買った時の思い出があるかどうかである。ただ、整理するとしてもその本を1分でも読み直してみる。本の別れは愛する者の別れと等しい。
・本に貴賎なし。漫画だろうがなんだろうが関係ない。
・納得しないは貧しい人の言葉。納得する力は自分を謙虚にし、他人を理解する力をついて始めてつくものだから尊い。
・本は褒めるもの。
・本をプレゼントしたら、お手紙で返してみる。プレゼントされた本は速攻読む。
・なにもベストセラーや平積みされた本だけが自分にとっての良書ではない。棚差しの本にも着目してみる。
・自分の書斎を持つ。子供にもよい影響がでる。
・本を読んでいる人は美男美女でなんか楽しそうな表情になる。不思議。
・本の量は財産に比例。本を買いまくって貧乏になるのは知らない。
・当事者意識で読む。効果が全然違う。
・本は借りるより、買うもの。そもそも、買うということ自体ですでに効果がある。