読書感想文

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vol.85 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?

斎藤孝 著 誠文堂新光社

 

・中学・高校において「偏差値の高さ」は大事であるが、社会では適応力の高さが重要

・断片的な知識を保有するのではなく、知仁勇を備えること。(知識を活用して決断を下し、人に誠意を持って接して、勇気を持って行動すること。)

・頭は勝手によくなるものではなく、良くするもの。勉強を始めればやる気スイッチが入るということもあるよ。

・なんで学ぶか?=自分の中で多様性を育て、何かあった時に強く生きていく力にする

・学校には行きましょう。①まだ日本は学歴社会だから②学校は社会生活を行う上で対人関係を学ぶ練習の場とするため

・10代の脳は未熟で怒りなどを抑制できない。辛い状況になりがちで理不尽を食らうこともある。しんどい状況を生きていくのが10代の課題。

・受験には戦術・戦略・自分のやり方を持って挑もう。ただ、食わず嫌いはしないこと。

・本を読みましょう。本は自分と違う人格に触れ、語彙力を養い、孤独感を無くしてくれる。

・好きなことだけで生きていける程、世の中甘くないが、没頭体験を中高で得ておくこと。好きなことは自分の中に成功回路を作り、辛い状況を乗り越える力になる。その上であれもいい、これもいいと自分の中で「楽しさ」を広げていくことが人生を楽しく生きていく中で重要だし、他人の楽しさを否定するのはあまりにも最低。

・上機嫌な人になること。成熟した世の中では「感じのいい人」が求められる。そのため、いつでも上機嫌で感じのいい人になる練習を積んでおくこと。反抗期だからと甘えない。

・「生きていること」が第一目標。能力があるないで人の価値を区別したら、能力のない人間は淘汰されているはず。なのに、そうじゃない人が生きているのは、「生きている」ことが貴く、それ自身が意味を持つ物だからだ。

・また切り替え力をつけること。自分の心にケリをつけ、転んだ先の道での楽しさを見つけていこう。

 

行動計画

・お勉強する。